「急に具合が悪くなる」を読み終わった。
映画が先だったから、ある会話のやり取りで一番泣きそうになり、ぐっと来た。監督がここを大事にしたかったんだろうかと勝手に考える。本を読んでいる時は、途中泣きそうになったけど(これも消費のような姿勢で嫌になる。)、最後はとても力強く、格好良く、爽快感で満たされた。もう一度必ず読む。
特に、〇〇の接し方というマニュアルに沿って、正解の行動をする事でそれに囚われた関係性になる…のような話が、まさに今の私のことのようで考えさせられる。
昔の自分の話をする。
病気の時の私は、強烈で、さまざまな人を巻き込み、迷惑をかけ、その時は良くなるわけがないと毎日泣きながら過ごしていた。それが今は毎日出社して訳のわからない環境でへとへとになりながら、休みは好きなことをして過ごしている。あの時の当事者性が全くなく、「健康体の私」として生きている。それが物凄く怖い。過去の自分を別人のように割り切っている時があることも、病気の時の気持ちが分からなくなることも。あの時の私とは違う、と切り離したい私がいるからというのはうすうす気付いている。もっと個人的な感情と切り離して、どちらの自分も大切にしたいのに。
さまざまな事が巡り巡って今の生活を作っている。私があの時病気になった事も、今の生活ができていることも。
もっと文章を書こうと思った。稚拙でも何でもいい。薄膜が張ったようなあの頃に比べて、今は社会の中の歯車として生きることで精一杯で、同じような言葉しか紡げない。私は私。あなたはあなた。あなたの言葉が聞きたいから、私は私の言葉をなくさない。明日気が変わって日々の中に入り込むことを選んだとしても、今ここにある気持ちを忘れない。
三連休最終日、久々の洗濯自炊と二度寝、それから読書に時間が割けて(そして集中出来ると知って)、じんわり嬉しい気持ち。

